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2018年5月13日

私が教師を辞めた理由

 

 

 45歳という節目で学校を辞めました。

 人材不足で、採用も増え、上限の年齢もあがってきたので、いくらでも採用はあります。

 最後に勤めた学校は、私立高校で、その勤めるという選択肢もあり、お話もありました。

 最後に、やりたかった教育相談の担当もでき、思い残すことなくやりきった感じがありました。

 校長先生からは、まだ若いのだからと言っていただきました。

 

 いちばんの大きな理由は、先生たちを見て、死んだように生きている人たちと同じ空間にいることが苦痛でした。

 そんな大人の影響もあり、子どもたちも死んだように生きていました。

 ワクワク感がまったくありませんでした。

 

 そんな中で、ワクワクする瞬間がありました。

 死んだような先生が、話しているうちに、生き生きしていくとき、そして、先生が変わると子どもたちが変わっていくのをみたときです。

 大人が変われば子どもは変わります。

 

 変わりたくない人を変えようとしても、そんな無駄なことはありません。

 変わりたいけれど、どうしていいかわからない人のお手伝いができればなあと思いました。

 変わりたくない人に対して、どれだけ頑張ってもマイナスにはたらくことしかありません。

 

 もともと生活のため、お金のために働くという考えがありません。

 死んだように生きるぐらいなら、死んでしまえばいいと思っています。

 生活できなければ、死ねばいいだけと思っています。

 そんな思いでやってきましたが、11年が過ぎました。

 最初の頃は2人で、死を覚悟したことも何度もありました。

 でも、覚悟と決意をしたら、状況が変わることばかりで、今に至ります。

 

 今の学校に魅力を感じないので、やっぱり自分たちでつくりたいと思っています。

 これから、学校のかたちも変わってくると思います。

 このままでは、崩壊すると思っています。

 学校でないと学べないということもありません。

 新しい時代にあう人材の育成をしていきたいと思っています。

 

 世界情勢も大きく変わり、地球も大きく変わろうとしています。

 ワクワクする方へ、進んでいこうと思います。