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2018年10月2日

「子供を殺してください」という親たち1

 

 

 

 

 

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 ブログ訪問ありがとうございます。

 

 

 衝撃的なタイトルですが、ノンフィクション漫画です。

 

 

 

 これは、誰にでも起こることだと思います。

 

 これから、ますます増えていくのではないでしょうか?

 

 

 なかなか重い内容なので、読むのがツラいと感じるかもしれません。

 

 教師にとっても、関係のない話ではなく、実際にこのような親子と向き合うこともあると思います。

 

 第1巻は、エリート親子の闇の部分が描かれています。

 

 最近のニュースで、家族間の殺人事件が多いと感じませんか?

 

 これから、ますます増えると思います。

 

 子供が成人するまでのことではなく、大人になっても、子どもの頃の親子関係が影響していると思われる事件も多いです。

 

 子どもを外に出せず、親が子を監禁していたという事件もよく耳にするようになりました。

 

 中学校を卒業してしまうと、チェックする人もいなかったり、問題視されるようになってきました。

 

 家族間の殺人事件は、全体の55%になるそうです。

 

 未成年の殺人事件は減少しているけれど、家族が殺されるケースは増えてきているそうです。

 

 

 事件を起こして、病院や施設に入ることはありますが、一定の期間で家庭に戻されるそうです。

 

 この漫画は、民間の会社 ㈱トキワ保険事務所が、家庭で手に負えない子どもを医療につなげるという話です。

 

 

 私は、以前、引きこもっている子どもの訪問支援員をしていました。

 

 最初は、この漫画にでてくるように、子どもをみていました。

 

 しかし、子どもが原因ではないことに気付きました。

 

 保護者の方と話しているうちに、保護者が楽になると、子どもが自然に変わっていきました。

 

 子どもをどうにかしようと思っても、それは原因ではないんだとわかりました。

 

 この漫画に描かれているような方法では、解決しないなあというのはわかります。

 

 でも、こんなことがいつ起こってもおかしくないということを知るのに、いい漫画ではないかと思います。

 

 

 

 

 親が子に見る姿は、嫌いな自分です。

 

 自分自身で否定しているので、子どもに対しても否定してしまいます。

 

 いいところも悪いところも、認められればいいのです。

 

 多くの保護者と話していると、自分に対して不安を持っている人が多いです。

 

 自分が悪いのではないか?

 

 その不安を話すことによって、解放されていくと、子どもも変わっていくのです。

 

 

 親だけでなく、教師も同じです。

 

 生徒の悪いところばかり見ている先生ほど、自己否定心が大きいのです。

 

 

 

 この漫画にでてくる

 

 「子供を殺してくれませんか」

 

 「子供が死んでくれたら・・・」

 

 「子供が事故にでもあってくれたら・・・」

 

 案外、思ったことあるかもしれませんね。

 

 何気なく子どもに言ってしまったこともあるかもしれません。

 

 「あんたさえいなければ・・・・」なんて言っていませんか?

 

 私は、親ではなく祖母に言われたことあります。

 

 母に対する愚痴を話しながら、よく言われたものです。

 

 けっこう子どもにはキツイ言葉です。

 

 

「子供を殺してください」という親たち 1 (BUNCH COMICS)

 

 

「子供を殺してください」という親たち 2 (BUNCH COMICS)

 

 

「子供を殺してください」という親たち (BUNCH COMICS)

 

 

 

 

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