2018年11月12日
はじめましてなちゅらるばらんすです。
ブログ訪問ありがとうございます。
今日は、漫画「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」を紹介したいと思います。
衝撃的なタイトルだったので読んでみました。
産褥期精神病という病気もはじめてでした。
読んでみると、作者 橘ちなつさんが体験された実話でした。
漫画家という仕事は、精神的に追い詰められることもあるのでしょう。
独身時代、少女漫画家として活動されていたとき、病院で軽度の抑うつ状態と診断され、抗不安薬を処方されたそうです。
抗不安薬は、飲めばホッと楽になれる薬だそうです。
でも、依存性が強く出て、断薬が難しいそうです。
その後、仕事を辞めて結婚をされます。
旦那さんが、薬剤師で薬の副作用なども知っていて、子どもはあきらめていたそうです。
本人の強い希望もあり、1年ぐらい薬も飲んでいないということで妊活、妊娠となり、幸せの絶頂!
妊娠中、つわりがひどかったそうです。
産褥期精神病は、原因不明だそうです。
薬のせいなのか、つわりがひどかったことも影響しているのか?
出産後、子どもと一緒に幸せな時間を過ごしているはずだったのに、
拘束されて精神病棟にいるというところから始まります。
体験されているということで、精神科閉鎖病棟での出来事はリアルに描かれています。
精神科病棟は、私も仕事で行ったことがありますが、何とも言えないものがあります。
私は、摂食障害の子どもたちの学習支援に行ってました。
治療の途中で、逃げ帰ってしまうケースばかりでした。
主治医とけんかして
摂食障害なので、逃げ帰れたのですが。
妊娠中というのは、いろんな不安があると思います。
調べてみると、作者が特別というわけではないんです。
妊娠、出産は、当たり前だと思っている人が多いのかもしれませんが、
普通ではなくすごいことなんだと思います。
私も、結婚、妊娠、出産を経験していないので、まわりから全否定のようなことを言われてきたので、肩身の狭いことも多いです。
漫画を読んでいて思ったことは、「不安・恐怖・心配事」を吐くことが大事だなあと思いました。
励ましたりすることより、聞いてあげることです。
弱音を吐くと、楽になるんです。
お母さんは、10年ぐらい不妊治療を続けてやっと子ども(作者)を授かったということなので、母親の心配や不安もあるのかもしれませんね。
妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~は、
まんが王国で先行配信されています。
無料試し読みができるので、読んでみてください。
サイト内で「妊娠したら死にたくなった」と検索してください。
すぐに読めますよ。
分冊版もあります。
普通だと思っていること、当たり前だと思っていることが、
実はすごいことなんだと気付かせてくれる作品でした。
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