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2018年12月10日

モンスターペアレントのターゲットになる先生の特徴は?

 

 

 

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 

 ブログ訪問ありがとうございます。

 

 

 教育現場で、年々増えているのは、モンスターペアレントの問題ではないでしょうか?

 

 やはりターゲットになってしまう先生と、ならない先生がいるんです。

 

 経験でというかもしれませんが、そうでもありません。

 

 40代、50代のベテランの先生も、困っている先生が多いです。

 

 保護者が悪いといってしまえばそれで終わってしまいます。

 

 いつまでも、あの親が悪いと言っていても解決しませんよね。

 

 問題が起こるということは、自分が成長するチャンスでもあるのです。

 

 

いちばんターゲットになる先生は?

 

 不安、恐怖、心配事を抱えている先生です。

 

 その不安、恐怖、心配事に同調する人が、攻撃してきます。

 

 人は、不安、恐怖、心配事を隠して生きています。

 

 そこをつつかれたくないから、攻撃的な態度にでます。

 

 先に、攻撃して、自分が責められないようにします。

 

 教師間でもそうです。

 

 まわりの先生に、強く、キツイことを言う先生がいます。

 

 それは、自分が弱いからなんです。

 

 とにかく先に攻撃してしまうんです。

 

 学校の先生が、モンスターペアレンツになっていることも多いんです。

 

 同業者で、大変さもわかっていると思うのに、攻撃してくる。

 

 教師だからこそ、自分の子どものことで否定されるのがこわいのです。

 

 

 

 

どうすればいいのか?

 

 相手をどうにかするのではないのです。

 

 自分を変えるだけです。

 

 自分の中にある不安、恐怖、心配事を吐き出してしまえばいいのです。

 

 自分で抱え込んでしまう先生も多いです。

 

 なんとか穏便にすませようと、守りにはいることも多いと思います。

 

 それがかえってダメなんです。

 

 自分がののしられたらつらいです。

 

 でも、そこにはヒントがあります。

 

 

私がはじめてモンスターペアレントにあったのは

 

 私も、教師2年目のとモンスターペアレントにあいました。

 

 次々とターゲットの教師をかえて攻撃してくる保護者でした。

 

 6月から講師で赴任し、すぐに遭遇しました。

 

 そのときの校長は、自己保身の強い先生で、私の自宅の電話番号を保護者に教えて知らん顔でした。

 

 いきなり自宅に電話がかかってきて、いろいろ言われました。

 

 ずっと話を聞いて、相手が言いたいこと言ってスッキリしたところで、こちらの言い分を話しました。

 

 すると、自分の子どもも悪いところがあるので、ちゃんと指導しますということでした。

 

 次にまた、抗議にこられたとき、また子どもがうそをついていたことがわかり、それ以後、私のところにくることはありませんでした。

 

 もう20年以上前のことですが。

 

 

どのような対応をすればいいのか?

 

 まずは、気のすむまで話を聞くことです。

 

 聞く方にとって、聞いていられない、言いたいこと言わせれば負けると思うかもしれません。

 

 でも、逆なんです。

 

 ずっと話を聞いていると、相手の心がわかってきます。

 

 言いつくしたところで、一言だけ言うと、それが相手の心にはいります。

 

 それだけでいいのです。

 

 合気道の精神と同じかもしれませんね。

 

 合気道は、どんなに対格差があっても倒すことができます。

 

 相手の攻撃を利用して、倒してしまうのです。

 

 

 市教委から依頼されて、市教委でも対応できなかったモンスターペアレントの家に派遣されていました。

 

 いつも問題解決するので、魔法でも使っているのか?と言われていました。

 

 やっていたことはただ1つです。

 

 とことん話を聞くということです。

 

 相手の手の内を全部見せてもらったら、急所がわかるのです。

 

 うまくやろうとか、わからせようとか、そんなことは何も考えていません。

 

 うまくやろうとすれば、それは相手に伝わります。

 

 でも、ゴールはちゃんと決めています。

 

 ゴールを決めずに問題解決なんてないのです。

 

 なんとかうまいこといかないかな?って思ってませんか?

 

 うまいことって、どういうことですか?

 

 解決ではなく、相手の怒りが鎮まればいいかな?ぐらいを思っていませんか?

 

 その場はおさまったとしても、また起こります。

 

 でも、そこで解決してしまえば、次はこないのです。

 

 いくら私が解決しても、学校や教育委員会とわかりあえたわけではありませんから、またやってくるかもしれません。

 

 人は、自分を認めてもらえれば安心し、心も鎮まります。

 

 でも、先生がまた、不信感を向ければ、同じことが繰り返されるかもしれません。

 

 不信感を向けたつもりがなくても、相手にそう感じさせれば同じことなんです。

 

 

 相手を変える前に、まず自分の中の不安、恐怖、心配事を吐き出すことです。

 

 自己否定心の強い人は、相手も否定しているのです。

 

 自分を変えること、つまり自分の不安、恐怖、心配事を吐き出し、自分を肯定することです。

 

 

 

 

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