代表について
Prologue of Natural Blance

なぜ「なちゅらるばらんす」をスタートしたのか。
少し長くなりますが、代表 松村正栄のキャリアや想いをお伝えします。

代表 松村正栄
学生時代の私
滋賀県生まれ滋賀県育ちです。子ども時代は身体も弱くおとなしい性格でした。
ですが岐阜教育大学進学後、県立公園のスポーツ施設でアルバイトを始めたことがきっかけで、体育会系男子に囲まれすっかり活動的に。
指導員スタッフの方々も「教員採用試験に役立つよ」と、水泳やテニスを教えてくださったのでスポーツも得意になりました。

大学卒業後は、教員氷河期の時代だったためなかなか採用が難しく、講師として学校を点々としていました。事務員としてアルバイトを
していたこともあります。
でもこの頃に、一般企業に勤める経験を積めたことは、自分の視野を広げるいい経験となりました。
スクールソーシャルワーカーへの転機
平成9年に、病弱教育巡回訪問指導員に就いたことがきっかけです。
これは、院内学級を設置していない病院を訪問し、長期入院している子どもに勉強を教えるもので、滋賀県教育委員会でも初の試みでした。
トータルで8年務めましたが、小児がんや精神的に重い病気に悩む子どもと接することが多く、さまざまな気づきを得る機会となりました。またこの期間に、発達障害児童の指導にも関わる機会に恵まれ、自分の方向性が見えてきました。
「子どもの問題の原因の多くは、大人にある」と確信
平成19年より不登校児童生徒訪問指導員に着任。これは滋賀県で初の試みだったのですが、前例がないことから最初は学校との連携が
上手くいかず、児童訪問の仕事が来ない状況でした。
ここでまず任されたのが、保護者クレーム対応です。
これが非常に上手くいき、最終的には3 年間で引きこもり児童を全員復帰させたため、仕事がなくなり数学教師に戻ることになりました。また平成20 年からの2 年間は、小学校での心のオアシス指導員も担当。学級崩壊クラスの問題を解決したり、先生の悩み相談に対応していました。
この頃から、学級崩壊や荒れる生徒問題、保護者対応に悩む現場では、まず先生たちを変えるのが先だということに気づき、校長や教頭先生と直にお話しするようになり、管理職のお悩みも伺うようになりました。
そして「子どもの問題の原因の多くは、大人にある」と確信したのです。
教育困難校でのさらなる気づき
教員としては教育困難校をあえて選んで教壇に立っていました。それこそ竹刀を持って歩く教員がいるような学校もありましたし、
発達障害児と思われる生徒も多く見受けられました。
またゆとり世代だったこともあり、小学校1 年生から学習につまづき、学ぶ意欲を失っている生徒も少なくありませんでした。
そうした彼らへの指導について「上から強く言わないとだめ」だとアドバイスくださるベテラン教員の方もいたのですが、私は逆の方法をとりました。間違えてはいけないと言われ、間違えることを恐れている子たちに、「間違えるから正解が導ける、人のためになるから」と繰り返し伝え、生徒が自ら考え自主性を育む
ことに力を入れたのです。
中高での数学はいわば暗記科目です。
しかし人は、ただ暗記しただけではすぐに忘れてしまいます。
私の授業では「なぜこうなるのか」ということを共に考え、答えを導いていきます。
その過程の中で、生徒たちがつまずいている分数計算、因数分解などを細かく教えていきました。
すると生徒たちは真剣に取り組み、今までできなかった計算ができるようになっていったのです。
ドリル形式で計算練習をするよりも効果がありましたね。
自分から質問をどんどんして伸びる子も増えていき、おとなしい子も自らできるようになりたいという意志を示すようになりました。
また、やんちゃな子たちの方が、今まで先生に相手にされてこなかった分、すごい意欲で勉強するようになりました。
放課後に補習をしてほしいと言われたこともあります。そんな彼らの変化を見て、今までバカにしていた子たちも「負けられない」と
がんばるように。ついには、授業中に質問が多くて私1人では手一杯になったとき、わかる子がわからない子を教えるようになりました。教室の雰囲気が一変したのです。
一方で私は教育相談も担当させていただいたのですが、生徒だけでなく先生からの相談も多く「教員が相談できる場所が欲しい」という
声を度々聴くようになりました。
なちゅらるばらんすをスタート
以前より自宅で不登校児童や発達障害児童を対象とした私塾を開いていたのですが、これまでの経験から「ストレスフルな大人の状況を
変えることが、子どもたちの問題解決につながる」と考え、大人の悩み相談所として「なちゅらるばらんす」をスタートさせることにしました。
相談者の中には母子家庭や年金生活者の方もいますので、相談料はあえて金額を設定していません。払える金額で結構ですし、払えるようになってからでも結構です。
ただし、相談してくる方が本気で「変わろう」と思っていなければ効果は出ません。
前向きに自分を変えたいと考える方に、相談にきていただければと思います。
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