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2018年4月28日

強そうに見える人ほど実は…

 強そうに見える人ほど、実は弱い人なのです。

 男気のある強そううな人は、本当は弱いけれど、弱さを見せないように振舞っているのです。

 弱音を吐けない、一生懸命強く見せているのです。

 器の大きい人は、弱さを見せることができます。

 強そうに見せている人ほど、器の小さな人なのです。

 お酒の力を借りなければ、強気にでれなかったりします。

 本当は、不安でこわれそうなのに、誰に対しても弱音を吐くことができません。

 その弱さから、アルコールや薬物に依存してしまう人も多いのです。

 自分をさらけだせば楽になるのに、へんなプライドが捨てられず、弱音を吐けないのです。

 

 病院や施設に入って治療しても、根本的な解決にはなりません。

 自己否定心から、依存症になっているのです。

 不安、恐怖、心配事を吐き出して、弱音を吐き、自己肯定感をもてるようにしていけばいいのです。

 でも、たいていは、追い込んでしまい、どんどん自己否定心が強くなり、やってはいけないと思えば思うほど、やってしまうのです。

 

 教師、官僚、警察官などの公務員の犯罪が増えてきています。

 事件が起こるたび、どんどん締め付けが厳しくなり、やってはいけないとすりこまれていきます。

 やってはいけないと思えば思うほど、追い込まれれば追い込まれるほど、犯罪は増えていくのです。

 

 子どもを守ってくれるはずの教師が、市民を守るはずの警官が、傷害や殺人を起こしてしまうのです。

 いい人は、限界までいい人でいます。

 突然、豹変してしまいます。

 自分を押し殺して生きていると、限界に来ると、何をするかわからないのです。

 

 自分の弱さを見せられるということは、強いのです。

 自分はできる、強いと見せている人ほど、器の小さい人でがっかりすることが多いです。