2018年5月14日
商品を売るためにはどうすればいいのでしょうか?
例えば、健康食品を売りたければ、健康に関することで不安を与えればいいのです。
このままだと、癌になるかもしれない、高血圧になるかもしれない、不安にさせればいいのです。
化粧品なら、このままだとシミが増える、しわが増える、老けるなど、不安にさせてしまえばいいのです。
保険だったら、もしものときのために、癌になって働けなくなったら、高額治療が受けられなかったら、と不安を与えていくのです。
テレビを見たり、ネットを見ているだけで、不安を感じます。
世の中は、常に、不安を与えるようになっていて、不安の大きい人ほど、もしものときのために多くのお金を使うのです。
テレビを見ていると、よく病気を特集した番組をしています。
健康番組と言いながら、病人を作っているのです。
健康な人は、そんな不安を感じて生きていません。
ある意味、脳を洗脳されているのです。
テレビ番組を見た人が、「昨日の番組見て、私ももしかしたら・・・」と話しています。
それは、自分で自分に暗示をかけてしまいます。
脳に、私は病気かもとインプットしているのです。
自分が思っていることを脳はそうなのだと思って、動いていくのです。
病気の人の話ばかりしていても、脳は誰のことかわからないので、自分のことだと思って、動くのです。
不安でいっぱいの人は、それだけ多くのお金を使ってしまいます。
買い物に行ったら、これも使うかも?と思って、もしものときのために買っていませんか?
ネットや通販番組を見て、これもあった方がいいと買っていませんか?
私たちも、もしものときのために買ってしまう癖があり、いらないものであふれていました。
この仕事をはじめて2年間、テレビのない生活をしました。
車と宿泊先のホテルで見るぐらいでした。
無駄なものを買わなくなりました。
常に、不安、恐怖、心配事を吐き出しているので、もしものときのためにって思わなくなりました。
2年間、テレビを見なかったので、モノの見方も変わりました。
若い人はテレビを見ないので、テレビのターゲットは40代以上の人だと思います。
老い、病気の不安を感じるように作られているように感じます。
最近、高齢者がスマホを使うようになり、ネットもそんな広告や記事が多いです。
アンケートでおこづかい稼ぎができるとやっている人も多いかもしれません。
アンケートと言いながら、アンケートで不安にさせ、商品をお試し価格で購入するように作られています。
高齢者の知り合いを紹介したらポイントがもらえるというものも増えてきています。
世の中のいろいろな仕組みがわかってくると、おもしろいです。
将来のために、もしものときのためにお金を使い、今を我慢して生きている人が多いです。
そんな生き方が、病気や不幸をまねき、不安通りのことが起こってしまうのです。
売る側としては、いかに相手を不安にさせるかということなのだと思います。