ブログ

2018年5月21日

ちっぽけなプライドは捨ててしまえ‼

 

 学生の頃からのちっぽけなプライドをかざして生きている人がいませんか?

 〇〇大学を出たから、自分は神童と呼ばれていたからと、大きな顔をしている人。

 プライドが高いから、人に質問することができないのです。

 器の小さい人がいます。

 自分では強そうに見せているけれど、不安でいっぱいです。

 教員に多いタイプなんです。

 

 私は、いい大学をでたわけではないけれど、人に聞くことが苦手でした。

 高校生までは、学校の中で上位にいたので、プライドが高かったのかもしれません。

 大学生になり、勉強する時間もなく、通学だけで精いっぱい。

 助けてくれる友人もなく、もう大学を辞めるしかないと思ったとき、プライドを捨てました。

 すると、みんなが助けてくれるようになりました。

 手のかかる子だなあと言われながら、友人たちのおかげで卒業することができました。

 

 20代後半になって、いろんな自己啓発のセミナーに行きました。

 成功者ほど、どんなことでも質問するという話を聞きました。

 見ていると、恥ずかしいではなく、知りたいという欲求だけなんだなあと感じました。

 

 聞くことは、懐の大きさ、器の大きさなのだと思いました。

 

 学校で勤めていると、プライドの高い人ばかりです。

 実は強そうに見せている人ほど、不安でいっぱいなんだと気付きました。

 聞くことができず、自分が変わる勇気もなく、ただ強そうに見せているだけ。

 失敗が怖くて、新しいことに挑戦できないのです。

 不安を抱えているから、生徒の問題行動も増えます。

 困っても、助けてと言えず、これが私のやり方なんですと強がるだけです。

 こんな先生、あなたの学校にもいませんか?

 

 ちっぽけなプライドなら捨てちまえ!

 

 と思いますが、難しいようです。

 どんなに学級崩壊していても、変わる勇気、聞く勇気のある先生は、変わります。

 変わる気のない人は、どうすることもできないので、そっと見守ります。

 白旗をあげるまで、ただ見守ることしかできません。

 何とかしてあげたいと思っても、ただ待つことしかできません。

 そんなもどかしい日々を送っている教育相談担当の先生、養護教諭も多いのではないでしょうか?