2018年6月22日
強い人はどんな人?
強い人はどんな人だと思いますか?
強く見せている人は多いのですが、実際に強いかというとそうではありません。
まわりを威嚇して、強そうに見せている人がほとんどです。
過去の栄光や肩書で強そうに見せている人、あなたのまわりに多くないですか?
最近のニュースでわかりやすいのは、日大のアメフト部の監督やコーチかもしれません。
最初は、自分たちが批判されるとも思わず、横柄な態度でした。
それが、日大の理事、アメフト部の監督という権威が通用しなくなると、何を言っているのかよくわからない、しどろもどろで、弱々しい会見でした。
人の目を気にしながら話していると、何が言いたいのかはっきりしない会見になってしまいます。
人の顔色をうかがわないことです。
人がどう思っているのか?
人に嫌われたくないと思っていると、弱さがでます。
不安、恐怖、心配事でいっぱいになります。
すると、ますますわけがわからなくなり、弱々しくなっていきます。
強さとは、自分を持っている人です。
自分は、こうだというものを持っている人です。
自分を見失うと、迷走します。
人の意見で、あちこち行ってしまいます。
教師や保護者、生徒の悩みや相談を聞いてきました。
不安、恐怖、心配事を吐き出していきます。
頭の中が、不安でいっぱいでした。
どんどん吐き出していくと、自分がどうしたいか?というのがはっきりしてきます。
人がどう思っているかではなく、こうしよう!と自分の意志がはっきりしてきます。
自分が定まると、人は強くなります。
保身を捨てる瞬間があります。
生徒がクラスでいじめの標的になっていました。
この方法で、あるときから強くなりました。
ばい菌と言われていたのですが、形勢逆転のときがありました。
「ばい菌やで、汚いよ」と言いながら、いじめていた子たちに向かっていったのです。
そして、逃げていくクラスの子を見て楽しかったと言いました。
教師が、職場でいじめられているケースもありました。
無視されたり、嫌がらせをされたり、子どもより陰湿ないじめが多いです。
不安、恐怖、心配事を吐き出しました。
私が、そんな人たちは気にせずにやっていけば、自分の思い通りになるから大丈夫と言いました。
不安は残るけれど、気にせずに仕事をこなしていると、私が言ったように自分の思うようにいって、おもしろすぎると報告がありました。
人がどうかではなく、自分の思うようにやるとうまくいくのです。
いろんな方を見てきて思うことは、自分の弱さを見せることができる人は、強いと思います。
弱音を吐ける人、それが強さの秘密です。
私も強そうに見せていました。
弱さを見せるようになり、人の目を気にしなくなり、強くなったと言われます。
保身にはしらず、自分をさらけだせる人が強いのです。