2018年7月12日
教育相談担当者がやるべきことは、自分を楽にすることです。
これがいちばん大事であり、ほかにはいらないかもしれません。
自分が楽でないと、人を楽にすることはできないのです。
たいていの教育相談担当者や支援員、カウンセラーは、楽ではなく、苦の状態の人です。
人を楽にするどころか、苦にしている人って多いのです。
心が健康な子は、寄り付けないです。
カウンセリングを受けてみる?と聞くと、「写真見ただけで無理」と言います。
その感覚はよくわかります。
カウンセリングを受けて帰ってきたら、なんかわからないけれど、すご落ち込んでしまう、出口の見えないトンネルに入ってしまったかのようになる子もいます。
カウンセリングから帰ってきた子を、正常に戻すということもよくしました。
突き詰めていくと、何もないことに気付き、なんだ、何もない!となるのです。
そういうのを見てきたからこそ、自分は常に楽の状態でいようと思います。
何もない楽の状態を私たちはゼロ地点と呼び、少しでもズレると、修正しています。
なんかおかしいぞ、とわかります。
人は、常に自己否定心が芽生えてきます。
それを吐き出し、自己肯定心にかえていきます。
自己否定心があると、だれかの自己否定心と同調してしまい、どんどん悪い方にいきます。
なんか変だなと思うと、影響を受けているときがあります。
自分が妥協せず、楽を追求するからこそ、まわりの人も楽にできるのです。
担当している生徒や保護者のことで、あれこれ悩んでいる先生が多いと思います。
思い悩めば悩むほど、泥沼に入っていきます。
教育相談担当者だけでなく、先生方によく話すことですが、その心配や悩みが迷惑なんです。
悩めば悩むほど、糸がからまっていきます。
からまった糸をほどいていく役目なのに、からめていることが多いのです。
ごちゃごちゃ悩んでも、ごちゃごちゃするだけです。
頭で考えてもわからないのです。
何にも考えてない方が、うまくいくのです。
自分を楽にする。
つまり、自分の中にある不安、恐怖、心配事を吐き出していくのです。
不安、恐怖、心配事があると、頭の中をしめています。
頭の中にある不安、恐怖、心配事の通りの結果になります。
そんな状態で何かをしても、いい結果はないのです。
いちばん驚くのは、いろんな研修会に参加したり、カウンセラーと話したりしていると、うまくいくイメージを持っている人がいないことです。
だから、うまくいく話をしても、興味を持つ人がいないのです。
うまくいかないと思っている人が関わっていて、うまくいくはずがないのです。
見ているゴールが違うのです。
不安、恐怖、心配事を吐き出せば、こうしたいというものが見えてくるのです。
思えたことは、現実となるのです。
実際に、いいイメージができない先生も1年もたてば、おもしろいように結果がでています。
悪いことだと思っていることでも、よくなるために必要なこともあります。
思いは現実化します。
自分にとって、好都合な思いにするか、不都合な思いにするか、あなたはどちらにしますか?
そして、楽しんでください。
楽になると、よく寝れます。
眠ることによって、脳も変わっていきます。
不安、恐怖、心配事を吐き出してみませんか?
お悩みはline@で。
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