掃除をすると、運気があがるなんて言いますよね。

 

　どうしてでしょうか？

 

　掃除をした後は、”気”が晴れ晴れとします。

 

　片付いていなかったり、掃除しなければ、という思いで生活していると、できていないと思う自己否定心が生まれます。

 

　誰かが思っているわけではなく、自分が自分で否定しているのです。

 

　誰かに指摘されるときは、自分が思っているから言われるのです。

 

　「あとでしよう」と思うことも多いです。

 

　今はしないと決めて、頭からその思いを出せればいいですが、頭の中に「あとでしよう」と思っていることをしまってしまうと、しなければいけないことで頭がいっぱいでよけいに動けなくなります。

 

　いっぱいになってくると、あれもこれもできていないと、自己否定心でいっぱいになります。

 

 

　掃除ができているか、できていないか、いちばん目につくところです。

 

　自己否定心でいっぱいになってしまいます。

 

　掃除したり、片付けることによって、自己否定心が自己肯定心に変わります。

 

　これだけで、いいことを引き寄せるのです。

 

 

　人間の感覚は、便利にできています。

 

　見たくないものは見えないようになっているので、ゴミがあっても見えてないときがあります。

 

　でも、意識してみると、こんなに汚れていたんだと気付くときがあります。

 

　いろんなことが気になりすぎるのも、大変です。

 

　精神状態によって、気になりすぎたり、気にならなすぎたりします。

 

　適度がいちばんです。

 

　気が晴れるというのは、自分の心が晴れるということです。

 

　いろんなところが気になりすぎて、満足が得られないと、いくら掃除しても、幸運はやってこないのかもしれません。

 

　掃除をすることによって、幸運がやってくるのは、自己否定心を自己肯定心に変えるからなのです。

 

　掃除は、ためずに気になった時に、気になったところをすぐやれば、これから掃除するぞ！とやらなくてもいいのです。

 

 

＜上級編＞

 

 

　でも、やりたくないときは、無理にやらず、今はやらないと決めてしまうことです。

 

　気持ちなくやっても、きれいにはなりません。

 

　やりたくないときはとことんやらず、よしやろうと思うまでしないことにしています。

 

　自分がしないと決めたら、意外と誰かがやってくれるものです。

 

　自分がやらなければ、と思っていると、誰も手を出せません。

 

　誰もやってくれないから、仕方なくやってると思っている人も多いと思います。

 

　でも、誰もやってくれないという思いを捨てたら、意外な人がやってくれているものです。

 

　学校でも、生徒がやらないから教師がやらなくては・・・と思っている先生は多いです。

 

　でも、それを捨てたら子どもは動き出します。

 

　自分からやろうとするのです。

 

　教育困難校と言われる学校に勤務していた時、先生方は、どうせ生徒はできないからと、先生たちが何でもやっていました。

 

　でも、生徒って動きます。

 

　特に、どうせできないと思われ続けてきた子たちは、承認欲求が満たされていません。

 

　自分から動き出します。

 

　できないと思っているから、いつまでもできないのです。

 

　自分でやらなくては、という思いを捨てれば、子どもは成長します。

 

　災害時、大人たちが余裕がなくなってくると、子どもが自主的に自分たちができることをやるというニュースを見ます。

 

　自分がやらないという選択をすることによって、誰かの承認欲求が満たされ、気が晴れるということもあります。

 

　自分でやるよりも、幸福感が大きくなります。

 

　自分の思いの中だけでやることなので、試してみてください。

 

　心の中で思っている方が、人は動くのです。

 

　言葉に出してしまうと、強制になって不満が生まれます。

 

　自分の心の中で試してみると、おもしろいような結果があらわれます。

 

　子どもだけでなく、大人同士でもできるのです。

 

　だれかにやってと思うと、嫌な気持ちが伝わってしまうのでうまくいきません。

 

　ただ、自分はやらないと決めるだけでいいのです。

 

　掃除に限らず、すべてのことがそうです。

 

　自分の頭の中から捨ててしまうだけで、人生うまくいきますよ。

 

　この方法なら上司だって、使えます！

 

　承認欲求の満たされていない人は多いので、意外な人が動いてくれますよ。

 

　楽しんでやってみてください。