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2018年8月19日

この子はできないと決めつけませんか?

 

 blog訪問ありがとうございます。

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 

 この子は「できる子」「できない子」と決めていませんか?

 

 「できない子」って、いないと思います。

 

 できないと言われ続け、洗脳されてい子ばかりです。

 

 言っていなくても、思っているだけで、ダメなんです。

 

 高校生を教えていて気付くことがありました。

 

 「先生、今まで先生たちからできないと言われてきたし、いくらやっても無理だから」と言うのです。

 

 でも、実際にやってみると、ダメじゃないんです。

 

 成功体験がないだけで、できるようになるとおもしろくて、どんどん力をつけていきます。

 

 ある中学校で、知的障碍児を担当したことがあります。

 

 担任から、いくらやってもできないんですと聞いていました。

 

 中学2年生でした。

 

 わり算がいくらやってもできないということでした。

 

 でも、すぐにできるようになりました。

 

 担任から、どうやったんですか?と聞かれました。

 

 でも、とくに何かしたわけでもありません。

 

 6月から、半年だけでしたが、わり算ができるようになり、おもしろくなったので、どんどんすすんでいきました。

 

 何が違うのか?

 

 教える側の思っていることが違うのではないか?と思います。

 

 できない子、わかると思ってなくて教えているか、できることをイメージして教えているか。

 

 その違いなんだと思います。

 

 

 それは、教師だけでなく、保護者もそうだと思います。

 

 がんばってできることではないと、可能性をなくしていることって多いと思います。

 

 家庭教師をしていたときに、高校入試まであと半年。

 

 どうしてもこの高校に入学したいという生徒がきました。

 

 中学校の先生に、絶対に無理だからランクを下げて受験するように言われたそうです。

 

 それでもやりたいと言うので、週1回、家庭訪問をすることにしました。

 

 母親も、絶対に行かせたいということでした。

 

 といいながらも、勉強を一生懸命やったかというと、そんなに必死でやったということはありませんでした。

 

 でも、親子の意志は固く、最後まで迷うこともありませんでした。

 

 私学に通う覚悟もして受験しました。

 

 担任からも、最後まで絶対に受からないと言われていました。

 

 でも、実際には合格しました。

 

 そして、絶対に受かると言われていた子が、落ちたそうです。

 

 最後に担任が言ったことは「お前が合格したから、あの子が落ちた」

 

 親子そろって、怒っていましたが。

 

 受からないと言われ続けて、ふつうなら負けるところですが、最後までぶれず、合格すると思えたということです。

 

 もちろん不安はありました。

 

 でも、不安を出して、合格すると思えたので、私もいけるのではないかと思っていました。

 

 同時期、クラスで落ちこぼれている2人の女子高生も、卒業もできるか?という感じでしたが、2人とも担任やクラスメイトからは、合格すると思われていませんでした。

 

 でも、誰よりもはやく大学合格を決めました。

 

 担任が、まさか合格するなんて・・・と言っていたそうです。

 

 できないという洗脳をとき、できると思えるようになっただけで、人は変わるのです。

 

 

 それは、子どもに限ったことではありません。

 

 大人もそうです。

 

 ある相談にこられている先生から、できると言われて、自分でも思えるようになったとおっしゃってました。

 

 これは、無理矢理思ってもダメなんです。

 

 よく自己啓発本なんかで、いいことを思っていればいいと書いています。

 

 でも、いいことを思っても、悪い、マイナスな思いを消そうと思えば思うほど大きくなっていきます。

 

 結局、いいイメージを思い浮かべているようで、実は悪いイメージを無理矢理おしこめているだけです。

 

 実際には、頭の中は、悪いイメージしかないのです。

 

 表面をいいイメージでごまかしているだけなんです。

 

 では、どうすればいいのか?

 

 悪いイメージの方を外に出してしまえばいいのです。

 

 

 うまくいかなかったらどうしよう。

 

 できなかったらどうしよう。

 

 そんな思いを外に捨ててしまえばいいのです。

 

 すると、できるイメージしか残らないのです。

 

 思いは現実化するのです。

 

 

 もし、受験生をもった保護者の方なら、子どもの不安、恐怖、心配事を聞いてあげてください。

 

 目標が無謀だと思っても、本人がやりたいと言うのなら応援してあげてください。

 

 その目標が無謀だと思うのなら、保護者の方も不安、恐怖、心配事を吐き出してください。

 

 塾や家庭教師をしていたとき、子どもの勉強だけをみていませんでした。

 

 いちばん大事にしていたのは、保護者の不安、恐怖、心配事を吐き出して、できるというイメージをもってもらうことです。

 

 家に引きこもっている不登校の生徒の時も同じでした。

 

 保護者の不安、恐怖、心配事を吐き出せば、学校に行くようになりました。

 

 発達障がいの生徒も同じです。

 

 

 

 教師や保護者の思いが変わるだけで、子どもは変わりました。

 

 

 大人の思いを変えてみてください。

 

 子どもは変わりますから。

 

 

 

 

 

 

 不安、恐怖、心配事をline@で吐き出してみてください。

 無料相談受付中。

 

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