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2018年9月9日

熱中症と低体温症、学校に求められる危機管理能力

 

 

 今年の夏は、高温が続き、熱中症対策をしてきました。

 

 福岡県の学校の体育祭で、熱中症対策はされていたそうです。

 

 急に気温が下がったこと、雨が降ったことで、低体温症で生徒が倒れたそうです。

 

 30人以上の生徒が救急搬送されました。

 

 学校長の話では、熱中症対策はしていたけれど、低体温症になるとは思わなかったということです。

 

 

 高校生になっても、うまく体温調整できない子増えています。

 

 以前勤めていた高校でも、扇風機しかない状態で、熱中症になるのではないかと心配しながら授業をしていました。

 

 そのなかに、うまく体温調節ができない男子生徒がいました。

 

 扇風機をかけると寒い、30℃ぐらいの教室でも風がだめなんです。

 

 扇風機をかけないと、蒸し風呂の中で授業をしているようなものです。

 

 その生徒に風があたらないように、工夫しながら授業していまっした。

 

 制服が夏服に変わる時期も、寒いと言って学生服を着ているときもありました。

 

 最近は、大人でも体温調節ができない人は多いです。

 

 女性が冷え性かと思っていたら、最近は男性の冷え性も多いです。

 

 私も、以前は冷え性だったのでわかります。

 

 大学のときは、電車のクーラーで体調を崩して、保健室のお世話になっていました。

 

 

 過呼吸も多いです。

 

 1人が体調を崩すと、次々に倒れてしまう。

 

 

 精神的に不安定な子も多いです。

 

 自律神経のバランスを崩す子も多いです。

 

 

 ちょっとした変化に対応できない子が多くなってきているので、いろんなことを想定する必要があります。

 

 

 これから、急に気温が下がることになるかもしれません。

 

 意外とはやく、冬がやってくるかもしれません。

 

 

 近年は、ちょうどいい気候がなく、冬 → 夏 → 冬 みたいな感じです。

 

 

 行事だけでなく、授業や部活動でも、いろんな想定をしておくことが大事だと思います。

 

 

 10年ぐらい前に、男子中学生がひざかけをしているのに驚きました。

 

 最近は、職員室で男性もひざかけをしているのを見て驚きました。

 

 

 生徒だけでなく、教員も。

 

 冬に、廊下と職員室の温度差で倒れる先生もいます。

 

 

 これから、夏の疲れがでて体調を崩すことも。