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2018年10月4日

子どもと一緒に溺れるな!

 

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 ブログ訪問ありがとうございます。

 

 

 子どもと一緒に溺れるな!

 

 どういうこと?って思われているかもしれません。

 

 子どもは、いろんな意味で教師や親を試しています。

 

 挑発的な態度をとることも多いです。

 

 子どもが未成年に限らず、大人になっても。

 

 

 以前勤めていた高校の同僚の先生が、生徒にこんなことされたと怒り狂ってメールをいただきました。

 

 怒り狂ってしまうと、生徒の思うつぼです。

 

 最近の子どもは、教師を試すような態度をとります。

 

 威圧的な指導をする先生ほど、怒らせて楽しんでいるところもあります。

 

 生徒の話を聞いていると、

 

「今日の授業で、先生をみんなで怒らせておもしろかった」

 

「あの先生、器が小さい!」

 

なんて言っています。

 

 

 わざと怒るようなことを言ってみたりします。

 

 子どもは、いくつになっても大人を試す行動をします。

 

 教師と生徒だけでなく、親子関係でもそうです。

 

 ある30代の娘さんを持つ方が、娘さんの離婚問題を話していた時に、

 

「お母さんの教育が悪かったから・・・」

 

と言われ、けんかをしてしまったそうです。

 

 

 教師も親も、子どもと一緒に溺れてしまっています。

 

 保護者と教師でも同じです。

 

 モンスターペアレンツとともに、溺れている教師も多いのです。

 

 

どうすれば溺れないか?

 

 どうしたら、一緒に溺れることなく、溺れている子を助けられるのでしょうか?

 

 売り言葉に買い言葉では、溺れてしまいます。

 

 とにかく聞くのです。

 

 子どもの訴えを最後まで聞く。

 

 人は、話しているうちに、解決策が見つかってきます。

 

 頭の中にあるもの、不安、恐怖、心配事を聞くのです。

 

 何かを教えてほしいと思っているのではないのです。

 

 親や教師の言うことが正しいと思っていても、素直になれないところもあります。

 

 話しているうちにスッキリして、自分が何をすべきかわかってくるのです。

 

 言われていたことが正しいと認めることもできます。

 

 聞くことって簡単そうで、難しいです。

 

 聞いてられなくなる人は、自己否定心の強い人です。

 

 自分の不安に思っていることを言われて、カチッときてしまうのです。

 

 自分が思ってることを、言われたくないと思っていることを、人から言われるのです。

 

 器が大きいとは、自分のいいところも悪いところも認めることです。

 

 とにかく聞くことに徹したら、ゴールが見えてきます。

 

 一緒に言い合いになってしまったら、一緒に溺れてしまうのです。

 

 上司と部下の関係でも、同じことが言えると思います。

 

 

 

 

 

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