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2019年3月6日

本当のやさしさって何だろう?

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 ブログ訪問ありがとうございます。

 

 

 

 本当のやさしさって何だと思いますか?

 

 何でもやってもらえるのがやさしさでしょうか?

 

 子ども、恋人、家族や友人、夫や妻に対してのやさしさって何でしょう?

 

 

 私は、何でもやってあげたいと思っていました。

 

 生徒に対しても、尽くしたくなるタイプでした。

 

 でも、それは自分の欲を満たしているだけではないかと思うようになりました。

 

 

 生徒から助けを求められたときにこたえられるように、見守るようになりました。

 

 そうしてわかったことは、自分が与え続けるよりは、求められた時だけ手をさしのべた方が効果が違うということです。

 

 自分で考えて行動することが大事だとわかりました。

 

 

 恋人でも、何でもよく気の付く、やさしい男性よりも、自分に厳しくしてくれる人の方がよくないですか?

 

 ただやさしいだけでは、物足りないと思えてきませんか?

 

 

 私は、親や祖父母からは、与えてもらうばかりで、考えて行動するということを教えてもらえませんでした。

 

 障害物にぶつからないように、ぜんぶ言われた通りにやっていただけでした。

 

 友人や同僚も、こちらが何も言わなくてもやってくれる人ばかりでした。

 

 困るということがありませんでした。

 

 

 ふつうに結婚して、子どもがいたら、同じことをしていただろうなと思います。

 

 

 今のパートナーも、私が考えて行動しなくてもやってくれる人です。

 

 でも、あるときから、自分で考えて行動するということをさせてくれるようになりました。

 

 自分がどうしたいのか?

 

 自分はどう思っているのか?

 

 何も言わずに見守っていてくれて、助けてほしいと言えば助けてくれるようになりました。

 

 言われた通りにやっているのは楽です。

 

 でも、自分の力は何もついていないのです。

 

 それから、自分が人と接するとき、学校での授業のスタイル変わりました。

 

 たしかに自分でやった方がはやかったり、手を貸した方が楽です。

 

 でも、それでは人は成長しません。

 

 

 人に対するやさしさは、その人を信じてまかせてみることなんだと思います。

 

 困ったときに求められれば、いつでも手をさしのべられるように。

 

 

 厳しさの中にやさしさがあります。

 

 言いにくいこと言ってくれる人が、本当にやさしい人だと思います。

 

 私の人生の中で、そういう人も多かったです。

 

 いい人では、何もできないと思います。

 

 

いい人をやめたら

 

 病弱教育巡回訪問指導員をしていたとき、同じ指導員の先生がいろいろと問題を起こしました。

 

 大学院をでたばかりの男性の先生で、話しにくいタイプの先生でした。

 

 県教委の担当の先生に相談したところ、自分から言いたくないし言ってといわれました。

 

 それは私の仕事じゃないと言ったのですが、お願いされて仕方なく電話をしました。

 

 これから1年同じチームでやっていかないといけないのに・・・と思いながら、嫌われてもいいと思って言いにくいことも全部言いました。

 

 きついことを言ったけれど、知らなかっただけですぐに改善してくれました。

 

 そのあと、嫌われるどころか仲良くなって、信頼関係も築けました。

 

 仕事でもプライベートでも、仲良くなりました。

 

 気難しい人かと思ったら、真逆の人でした。

 

 

 捨て身でいった方がうまくいくのです。

 

 自分を守るためでなく、相手のことを思ってあえて厳しく言うことも必要です。

 

 1つ気を付けるとすれば、「これ言った方がいいよね」と思って言うと、反感をかってしまいます。

 

 これ言いたいって思って言うのとでは結果が違います。

 

 生徒を怒るときも、「これは注意しといた方がいいよね」と思って怒るときは効果がありません。

 

 でも、自然に怒れてきたときって、心に響くんです。

 

 

 

 厳しくすることもやさしさの1つです。