2019年4月7日
はじめましてなちゅらるばらんすです。
ブログ訪問ありがとうございます。
問題を解決するには、多くの人を巻き込んだ方がいいのです。
まわりに迷惑をかけず、自分の力で何とかしたいと思うものです。
でも、それでは解決にならないのです。
私は、教員最後の1年間、やりたかった教育相談を担当できました。
そこで私がやったことは、自分が手を出さないということです。
自分で生徒に関わった方が楽だし、はやいです。
でも、それでは何も変わらないことがわかっているので、手を出さないことを徹底しました。
生徒の訴えで多いのは、教師が生徒に関心がないということです。
自分に関心や興味を持ってもらえているというだけで、子どもたちは変わります。
面倒くさがられたり、嫌われるのを承知で、担任や学年のせん先生にアプローチしました。
問題が小さいうちに、ちょっとしたサインのときに対処すれば問題解決も楽です。
大きな問題になるまで、無視し続ける先生も多いです。
無理に押し付けることはせず、声だけかけて、あとはまかせます。
無視し続ける先生がほとんどです。
あとで、手が付けられないほど大事(おおごと)になって、右往左往する先生がほとんどです。
動かない先生も多いですが、動いてくれる先生もいます。
どうしていいかわからなくて、動いていない先生がいることもわかりました。
すぐに成果がでるわけではありませんが、連絡をしたときにちゃんと対応をしてくれる先生は、子どもが変わります。
何より、先生自身の自信がつき、承認欲求が満たされていきます。
自分一人でできることは限られています。
でも、同じようにできる先生が増えれば学校は変わります。
世の中が変わります。
私自身の承認欲求は満たされないので、自分とのたたかいがあります。
でも、長い目で見れば、大きな喜びが得られるわけですから、自分の手柄や成果を気にすることがなくなっていきました。
高校生であっても、担任の影響力は大きいです。
保健室に来たことを、担任が気にしてくれているだけで、子どもたちは安心できるのです。
保健室に来ている子は、それが意思表示です。
私のことを見てって訴えることができます。
ある意味、健康なのです。
意思表示ができない子の方が、本当は心配なんです。
担任にとっては面倒なことかもしれませんが、ちょっと気にかけるだけでその後が大きく変わるのです。
教育相談担当としては、人を巻き込んでいくことが大事なんです。