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2019年4月18日

いじめの隠蔽

 

 

 はじめましてなちゅらるばらんすです。

 

 ブログ訪問ありがとうございます。

 

 

 最近、学校や教育委員会がいじめを隠蔽したニュースを耳にすることが多いです。

 

 子どもの自殺のニュースも多いですね。

 

 大きなニュースになったのは、大津市立の中学校で起きたいじめを苦にした自殺でした。

 

 滋賀県内の公立の学校では、自殺した生徒の命日に黙とうが行われています。

 

 県教委からの指導で行われています。

 

 問題になったからやっているのだと思います。

 

 

 

 学校や教育委員会は、事なかれ主義で隠蔽体質になりがちです。

 

 滋賀県では、学期ごとにいじめに対するアンケートをしています。

 

 生徒の中には、「これ書いたら呼び出されるやつやから、書けない」という子もいます。

 

 一応、気になるものをピックアップして、教育相談委員会で話し合っている学校もあります。

 

 でも、問題ない・・・ということで片付けていることも多いです。

 

 

 私が、病弱教育巡回訪問指導員をしていたときに、こんなことがありました。

 

 学校の校舎の4階から転落した生徒の訪問指導をしました。

 

 偶然が重なり奇跡的に助かったと主治医から言われました。

 

 医大から近い中学校だったこと、たまたま医大の整形外科の教授回診の日で、医師がみんないたので、全身を骨折していたので、みんなで手術ができたと話されていました。

 

 

 学校から言われたことは、自殺しようと思ったのか、誰かに言われて落ちたのか、単なる事故なのかわからないので、そのことには触れるなと言われました。

 

 15年ぐらい前の大津市立の中学校でした。

 

 

 

SNSで、自殺を配信

 

 大津市立中学校生徒の自殺後、SNSで自殺するところを生配信した女子中学生がいました。

 

 深夜、マンションから飛び降りる様子を残していました。

 

 同じ滋賀県で起きたことですが、話をすることもタブーのようになっていました。

 

 ネットでは、話題になっていました。

 

 よく知っているマンションだったので、ショックな事件でした。

 

 

 学校、市教委、県教委に勤めていたのでわかりますが、知らなかったことにしていることって多いと思います。

 

 得た情報を、生徒指導部長や学年主任、管理職に伝えても、聞かなかったことにすると言われることが多いです。

 

 小さいうちに何とかすればいいものを、大きくなるまで放置することは残念ながら多いです。

 

 私が初めて勤めた高校の生徒指導部長は、よく動く先生でした。

 

 一緒に、校内巡視をしていたのですが、動かない先生も多い中で、コツコツ動かれていて、いろいろと学ぶことも多かったです。

 

 その先生は、4月1日、校内人事が発表され、また生徒指導部長が決まり、数時間後、倒れて救急車で運ばれたなんてこともありました。

 

 それぐらい一生懸命に取り組まれていたのだと思います。

 

 その後、2校の高等学校に勤めましたが、あまりにも無責任な生徒指導部長でがっかりしたのを覚えています。

 

 

 反省しているということで、形だけ黙とうしたところで、体質は何も変わっていないのではないかと思います。

 

 

 

 

 

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