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2021年10月21日

ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」感想

恋です!ヤンキー君と白杖ガール

 

 ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」が始まりました。

 街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生と盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキコのラブストーリーです。

 原作は、少年漫画「ヤンキー君と白杖ガール」です。

 

 

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 ラブコメですが、いろいろと考えさせられる漫画です。

 

 点字ブロックにいた黒ヒョウと恐れられるヤンキー・黒川森生に、弱視者の赤座ユキコが、一撃!?

 誰も向かってこないヤンキー・黒川森生に、向かってきたユキコに一目惚れしてしまう森生。

 ユキコにとって点字ブロックがどんなに大切なものかを知った森生は、素直に謝って、弱視者のことを勉強します。

 

 ドラマでは、盲目の濱田祐太郎さんの視覚障害者の豆知識や体験談もあり、よくわかります。

 ヤンキーってこわそうなイメージがありますが、やさしいですよね。

 教員時代に、たくさんのヤンキーと出会いましたが、めちゃくちゃやさしいです。

 ドラマを見ていて、ヤンキーってこんな感じって思いながら見てます。

 偏見を持たずに人と接することができますよね。

 病気で学校に休みがちだったり、長期入院している子の友人にヤンキーが多かったです。

 親は嫌がっていましたが、ふつうに接してくれるのはヤンキーだけだったと言っていました。

 ヤンキーの子ばかりの高校に勤務していた時、おとなしくて孤立している子(男女問わず)にふつうに声をかけて気づかっているのもヤンキーでした。

 

 ユキコの姉・イズミがヤンキーと関わるユキコを心配して、猛反対します!

 岸谷五朗さんが演じるユキコの父が、いいですね!

 ユキコをふつうに扱って、いろんなことに挑戦できるように背中を押してくれます。

 ふつうじゃないと思っていたユキコに、ふつうの女の子として見てくれる森生。

 森生もふつうじゃないと思っていたのに、こわがらずに接してくれるユキコをますます好きになって・・・

 

  原作漫画とドラマは、ちょっと違いますが、どちらも続きが楽しみです。

  Webで人気のある漫画dそうです。

 

  KADOKAWAの少年漫画って、こんな感じの漫画が多くて好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

家族がいちばん差別している!?

 

 ドラマでもでてきますが、心配するあまり差別してしまいます。

 心配だから何もさせない、できないと決めつけてしまう。

 障害があるなしに関わらず、よくあることです。

 

 できないと決めつけて、全部親がやってしまう。

 兄弟とくらべて、「この子は何もできないんです」という親が多いです。

 教員も「この子はできない子」と決めつけていたり・・・

 

 「できない子」という便利な言葉で、その人の可能性を止めてしまっているのです。

 

 「発達障がい」ということばもそうです。

 大人にとって、都合のいい言葉でしかありません。

 「発達障がい」「勉強のできない子」というレッテルを貼られた子どもをたくさん見てきました。

 どの子も「できない子」ではなく、やる機会を与えてもらえず、「できない子」だと思い込まされてきただけでした。

 

 どの子もできる子になっていきました。

 人間関係を築くのが苦手な子も、ちょっとしたことで克服します。

 大人が「色眼鏡」で見ているだけで、本当は違うのです。

 

 その経験が、ずっと大人になっても続いてしまいます。

 「できない子」というレッテルが、死ぬまで続いてしまいます。

 自分はできない子だから・・・

 

 親がいつまでも代わりにしてあげることはできません。

 親の心配や過保護が、その子の能力をうばっています。

 「8050」問題もそうです。

 最近は、「9060」問題に移行してきているようですが…

 

 「発達障がい」がでてきて、もっと深刻な問題になるのではないでそうか?

 「できない子」というレッテルを貼られた子たちが、大人になってきました。

 

 ある発達障がいの子をもつ母親がこんなことを言っていました。

 ふつうに就職してほしいと願っているのに、参加している親の会で、「一生、国が支援で面倒をみてくれるから何の心配もないじゃないですか」と言われたそうです。

 関わる親や教員、医師、支援団体の人からのレッテル。

 これがいちばんコワいですね。

 そして、子どもの問題を抱える親たちも精神病にされてしまっている現状です。

 発達障がいの子、引きこもりの子を抱える親たちのお宅に訪問して驚いたのは、子どもではなく親が精神科に通っていること。

 

 そして、薬がどんどん増えて10種類以上になって何が何だかわからないけどいっぱい飲んでいるんですって言われます。

 精神病で障害者になって、働かなくても支援で生きていける。

 

 一度、薬を服用し始めると、やめることは難しいです。

 合法的な薬物依存ですね。

 

  精神科医から聞いた話ですが、手術や検査で稼げない精神科は、たくさんの薬を処方しないとつぶれてしまうから、悪いとわかっていても薬を処方しなければならないと言っていました。

 

 ニュースにはなりませんが、高齢者よりも精神病患者がどんどん増えてしまったら・・・

 

 漫画「子供を殺してくださいという親たち」でも描かれています。

 

 

 

 

「子供を殺してくださいという親たち」試し読みはこちら>>

 

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 「○○だから」とレッテルを貼って、その人の能力を封印しないでほしいですね。

 コロナ禍で悪いことばかりでなく、世の中は多様化しています。

 今までの「ふつう」がいいとされてきた価値観も、「ふつう」を求めない世の中になってきています。

 「障害者だから」「引きこもりだから」「勉強ができないから」「発達障がいだから」という理由で、できない子ではなくなってきています。

 

 今まで優秀とされてきた「暗記が得意な子」は、必要とされないのかもしれません。

 これから教育もパソコンを使っての授業が始まります。

 今までとは違う教育になっていくのかもしれません。

 コロナ禍で、急速に変化していきます。

 教育と言えば、文科省だけの管轄でしたが、教育のデジタル化で経産省や総務省とも連携していくそうです。

 

 教員には、人間力が求められるようになるそうです。

 教えるのはAIで、教員には人間力。

 塾でも、この1年でAIを使った教材が増えてきています。

 学校や塾で、AIを使った学習の成果を一元化していくという計画があるようです。

 生徒個人の習熟度、成果をAIが管理していくそうです。

 塾でも学校でも、学習はAIが・・・

 

 AIの方が、偏見を持たないので能力がUPしそうですね。

 教育現場が変わるのはいいことだと思います。

 

 個人情報が1つになって、国が管理するのは、ちょっとコワい感じもしますけれど・・・

 デジタル庁もできて、いろんなことが大きく変わっていくのかもしれませんね。

 すべての個人情報が1つになるのは、便利だけれどコワいです!

 多くの公務員の仕事がAIになって、公務員が減っていきそうですね。

 

 コロナ禍で飲食店も配膳はロボットがするようになってきました。

 コロナを理由に、人からAIへ。

 AI化がすすめば、コロナもただの風邪になるのでしょうか?

 

 

 

ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」

 

 ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」は、Huluで見ることができますよ♪

 毎週水曜日 22時から放送中です。