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2021年11月26日

クラスでいじめが起きたときどうすればいいの?

 

 もし、自分のクラスの子がいじめられていたらどうしますか?

 

 いじめられている子、いじめている子にどんな対応をしていますか?

 

 

いじめ対応で何をすればいいのでしょうか?

 

 見て見ぬふり・・・という先生も多いのかもしれません。

 

 最近のいじめは、仲が良くてじゃれているのか?

 

 それともいじめているのか?

 

 微妙なことも多いです。

 

 いじめられている側がいじめと思っていれば、それはいじめという認識になりました。

 

 指導してどうにかなる問題でもありません。

 

 どうすればいいのでしょうか?

 

 いじめに関して、教師がいろいろと話し続けていませんか?

 

 大事なのは、教師が話さないことです。

 

 いじめに関することだけでなく、とにかく話を聞くことが大事です。

 

 話さない子には、無理に教師が話さずに、待つということです。

 

 そして、話した内容に教師の意見は必要ありません。

 

 「そうなんだ」と何に対しても肯定してあげるだけでいいのです。

 

 話しているうちに、自分で答えを出します。

 

 とにかくうなずくだけでいいのです。

 

 いじめている子に対しても同じです。

 

 指導せず、話を聞くことです。

 

 いじめている側は、いじめと思っていないことも多いです。

 

 でも、心の闇をかかえています。

 

 まずは、何でもいいから話を聞くことです。

 

 

 

小学校のクラスで集団いじめ発生

 

 小学校5年生のクラスで、集団いじめが発生し。派遣されたことがありました。

 女子児童2人が男子を中心に、集団いじめにあっていました。

 

 担任は、新規採用された女性の先生でした。

 

 男子全員から「ばい菌」と言っていじめられていました。

 

 週に1時間だけの約束で、いじめ対応をしました。

 

 最初は、どんなふうにいじめられているかを話していましたが、少しずつ、家での不満などを話したり、どんなふうに過ごしているかなど、ふだん思っている毒を吐くという感じでした。

 

 1時間の時間内は、何でもいいと言って、やりたいことをやっていました。

 

 遊んでもいいし、愚痴をこぼしてもいい、何でもありで、とにかく話を聞いていました。

 

 2人一緒でしたが、1人がお休みの日もありました。

 

 1か月ぐらいたつと、話が変わってきました。

 

 毒を吐きつくし、不安、恐怖、心配事も吐きつくしたころ、2人の話が変わってきました。

 

 今までは、廊下でいじめている男子を見ると、言われたとおりに端に寄って通り過ぎるのを待っていたそうです。

 

 でも、「ばい菌」と言われているから、すれ違う時に男子に触りに行ったそうです。

 

 「ばい菌つけてあげる」って、向かって言ったら、みんなが逃げるから追いかけていった。

 

 それから、いじめがなくなっていったそうです。

 

 結局、いじめられるのはコワがったり、オドオドしているからです。

 

 堂々とすれば、いじめられることはなくなります。

 

 そうして、彼女たちが話す内容が、担任の先生を思いやる言葉でした。

 

 今年1年目で、クラスでいじめが起こって先生は大変なんだと話していました。

 

 「先生の話も聞いてあげて」と言われて、1度だけ一緒に話したことがあります。

 

 担任の不安な気持ちが、子どもたちに影響します。

 

 本当は、担任の不安、恐怖、心配事を吐きだした方が問題は解決します。

 

 担任の先生が、話を聞いてほしいと管理職にお願いしましたが、生徒のために来てもらってるからダメだと言われて、いじめが解決したのでそこで終わってしまいました。

 

 学校によっては、担任と話してほしいと管理職に言われて話したら、あっという間に問題が解決しました。

 

 

 

いじめ発生!管理職がやるべきことは?

 

 

 いじめ発生!

 

 管理職がやることは1つ。

 

 ほぼ100%、逆のことをやっています。

 

 担任や関係する先生を追い込んでいます。

 

 これでは、ますますいじめは悪化していきます。

 

 いじめに限らず、生徒のトラブルが起こると、担任を追い込んでいきます。

 

 教師のストレスが伝染して、子どもに悪影響を及ぼします。

 

 担任の不安、恐怖、心配事を吐きだすことが大事です。

 

 問題を解決するには、大事なことです。

 

 担任よりも、本当は校長先生の不安、恐怖、心配事を吐きだすことがいいのですが・・・

 

 いじめに限らず、学校で起こるいろんな問題を解決してきましたが、いちばん早いのは、校長先生の不安、恐怖、心配事を吐きだしてもらうことです。

 

 それだけで、学校は変わります。

 

 最初は、児童・生徒の対応をしていたのですが、保護者や担任と話すことで問題が早期解決することを見つけました。

 

 それから、学校長の話を聞くことで、学校は大きく変わることに気付きました。

 学校長が、事なかれ主義だとのちに、大きな事件になることもわかりました。

 

 物事を解決するには事なかれではできません。

 

 校長先生の状態が教員に、そして生徒たちに影響していきます。

 

 教員を追い込んでいる校長先生は、教育委員会から圧力を受け、教育委員会は文科省から、文科省は・・・

 

 文科省の大臣も変わりました。

 いろいろと問題が起こるかもしれませんね。

 

 文科省大臣は、総理大臣から・・・

 

 総理大臣は、日本全体に影響しますね。

 

 そういえば、岸田首相になってから、まず関東で大きな地震が起こったところから始まって、それ以後、残酷な殺人事件、交通事故等のニュースが増えています。

 

 トップが変わると、こんなにも変わるのか?ってぐらい、暗いニュースばかりです。

 

 コロナが落ち着いているのは、菅政権の成果ですし、緊急事態宣言が解除されているのにも関わらず、毎日、暗いニュースばかりです。

 

 トップが変わると、よくも悪くも変わるいい例なのではないでしょうか?

 

 本来なら、緊急事態宣言も解除され、コロナ感染者もほとんどいなくなって、明るくなるはずが・・・岸田政権になってから暗いニュースばかりですね。

 

 岸田首相は、「いい人」っぽく見せ、人の目を気にしながら国を動かしています。

 

 いろいろとゴチャゴチャ考えすぎているから、世の中もゴチャゴチャして、問題ばかり起きてしまうのです。

 

 まだまだ岸田政権は続きそうなので、悪いことがいっぱいおこりそうです。

 

 菅元首相は、コロナ終息を考えていたのではないでしょうか?

 

 引き際も潔く、思っていた通りにコロナ感染を最小限に抑えることができたのではないでしょうか?

 

 安倍元首相、菅元首相は、批判も多かったですが、よくも悪くも自分をよく見せようとせず、自分の思いで動いていたのでそれがよかったのかもしれません。

 

 岸田政権、まだまだ悪いことがいっぱい起こりそうです。

 

 学校に戻すと、学校長が変わるとすっかり変わってしまいます。

 

 うまくやろうと、ゴチャゴチャ考えている校長先生の学校は、大きな問題が起きたり、問題解決ができません。

 

 校長先生は、孤独な存在でもあります。

 

 職員室に席もありませんし、1人校長室で過ごしています。

 

 日々、不安、恐怖、心配事も多いです。

 

 ゴチャゴチャ考えてしまう環境でもあります。

 

 問題解決の近道は、校長先生の愚痴を聞くことだったりします。

 

 いろいろやってみたなかで、いちばんいい方法でした。

 

 会社でもそうです。

 

 会社の社長さんや会長さんが来られることもあるのですが、不安、恐怖、心配事を吐きだすだけで、不思議と会社の業績があがります。

 

 

 組織のトップの頭がスッキリすると、すべてが変わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい子が危ない!

 

  いい子が危ない!

 

 これは、ずっと言い続けていることです。

 

 「いい子」は、「いい子」でいるために我慢をし続けています。

 

 

 「いい子」にも2通りがあります。

 

 

 

①いつでも「いい子」

 

 

 おとなしい子に多いと思いますが、反論することもなく、家でも学校でも「いい子」

 

 友人にも不満を言わず、言えずに過ごしています。

 

 大人にとって都合のいい子になるために、日々、我慢しています。

 

 大人だけでなく、友人にも何も不満が言えずに我慢し続けます。

 

 大人も自分たちにとって「都合のいい子」だから、それが当たり前のようにおもっています。

 

 でも、我慢の限界に達したとき、それまでの不満や恨みつらみが爆発して、殺人事件を起こしたり、自殺したりしてしまいます。

 

 「いい子」は、「いい子」で当たり前なので、褒められることも少なく、自己肯定感が低かったりもします。

 

 できない子、悪い子の方が気にしてもらえます。

 感情を爆発させることもないので、ストレスはたまるばかりです。

 

 「おとなしい子」、「反抗しない子」は、大人にとって都合がいいです。

 

 でも、もっと自分を見てほしいと思っています。

 

 それが、大人になっても続きます。

 

 何が引き金で、最悪の行動をしてしまうかわかりません。

 

 

 

②「いい子」を使い分けている子

 

 親の前では「いい子」だけど、学校では教師に反抗したり、友人に対して強い態度にでたりする子。

 

 逆に、学校では「いい子」だけど、家では親に暴言を吐いたり、暴力的な子。

 

 家族や教師、大人の前では「いい子」だけど、わからないところでいじめたりしている子。

 

 仲がいいように見せて、いじめていることがあります。

 

 昔と違っていじめがわかりにくくなっている原因の1つかもしれません。

 

 最近では、ネットで・・・というのも増えてきているので、よりわかりにくくなってきています。

 

 

 

 

大人のストレスが子どもに集まっている

 

 世の中のストレスが子どもに集まっています。

 

 学校でも家でも・・・

 

 学校では、教師のストレスが子どもたちに。

 

 教師に集まってくるストレスは、文科省 ➡ 教育委員会 ➡ 学校長 ➡ 教員

 圧力という形もあって、どんどん先生に集まってきます。

 最近では、保護者からも・・・

 

 そして、親は職場で・・・

  会社勤めなら、社長 ➡ 管理職 ➡ 社員

 どんな組織でも、構図は同じです。

 

 そして、教師や保護者のストレスが子どもに集まっています。

 

 問題は、子どもではありません。

 

 子どもの問題を解決するには、大人が変わるしかないのです。

 

 子どもの頃からのストレスが、大人になってから爆発して事件を起こしたり自殺したり・・・

 

 このことから私たちは、「大人が変われば子どもが変わる」という思いから、大人が不安、恐怖、心配事を吐きだせる場所として「なちゅらるばらんす」を始めました。

 

 子どもというのは、未成年に限らず、子どもからたどっていくと、親の親、つまり、おじいちゃん、おばあちゃんにいきつきます。

 

 実際に、おじいちゃん、おばあちゃんが変わるとその子どもだけでなく、孫も変わっています。

 

 少し「思い」が変わるだけで、現実は大きく変わっていきます。

 

 暗いニュースばかりの世の中ですが、ここから波紋のように「楽」が伝わっていけばなあと思っています。

 

 難行苦行の時代は終わったと思っています。

 

 これからは、「楽の修行」の時代だと思っています。

 「楽をする」って、簡単そうで意外と難しい。

 

 吐いてはいけないと思っている「毒を吐く」ことで楽になってみませんか?