2022年2月9日
いくつになっても子どもは子どもです!
いくつになっても、幼少期の親子関係がネックになっています。
幼少期の親のイメージはなかなか変わりません。
子どもの頃に感じた親への思いは、そう簡単には消えません。
親としては、兄弟同じように育ててきたつもりでも、子どもの受け方はそうではありません。
自分たちが思っている以上に、傷ついています。
親は、自分が大事じゃないんだ、必要ないんだと思っている子どもは多いです。
子どもが30代、40代になって初めて気付く親も多いです。
こんな思いをさせていたなんて知らなかった・・・
という人も多いです。
子どもはいくつになっても親の影響を受け続けています。
幼少期に築いている信頼関係を回復できれば、子どもはいくつになっても変わります。
ふつうに信頼関係を取り戻すには、大変なことです。
自分で簡単にできることを紹介したいと思います。
子どもを変えようとする人。
学校で、不登校やいじめ、学級崩壊を変えようとして変わらないのは、子どもを変えようとしているからです。
大人が変われば、問題は早期解決します。
そして、子どもだけでなく、夫が変われば、妻が変わればと思っている人も、状況を変えることができません。
「夫が・・・」「子どもが・・・」と言っている人は、問題を解決できません。
それは、自分自身を変えることです。
自分の思いが変えられれば、人は変わります。
「この子はかわいそうな子なんです」というのも、よく聞くことばです。
「かわいそうな子」って思っている限り、その子はかわいそうな子のままです。
理由を聞いてみると、ぜんぜんかわいそうでもありません。
親から見て、他の兄弟と比べて、まわりの子と比べてかわいそうな子と思っているだけなんです。
できない子、ダメな子って思っている限り、ダメな子になってしまいます。
「旦那さんが○○だから」とか、言う人も変わりません。
人は、それぞれ個性があって、いいところも様々です。
子どもの悪いところにばかり目がいくと、ダメな子だと思ってしまします。
ダメな子って思ってしまうと、子どもの可能性もなくなってしまいます。
子どものいいところに目を向けると、子どもも変わっていきます。
そして、子どもを信じれば、子どもも信じてくれるようになります。
人を変えるのは難しいですが、自分が変わればいいのです。
大きく変わるのではなく、自分の思いを少し変えるだけでいいのです。