2022年4月12日
思いの中で捨てると・・願いが叶う?
これはよく話すことですが、思いの中で捨てる、開き直るとうまくいくものです。
うまくやろうとすればするほど、うまくいかないものです。
スポーツでもそうですね。
欲を捨てて、思いっきりやったらうまくいったってことも多いですね。
私もそんな経験をたくさんしています。
女に学問はいらんという父の猛反対を押し切って大学に進学した私。
そんな三流高校で成績が良かったから進学したって、無理だ!とまで言われて進学したはいいけれど・・・!?
片道3時間の通学時間、通うだけでも大変。
おまけに何とか女子グループに入れたけれど、みんないじわるだった!
ノートを貸してと言えば、予習と復習するから貸すなんて無理と言われ・・・
数学もよくわからない。
高校で習ったって習ってないし・・・と教科書を確認すれば、習ってないところがいっぱいあって、理系なのにおしえてくれてなかったなんて・・・!?
父の言う通り無理でした!と夏休みに父に話しました。
やっぱりお父さんの言う通りだっただろ、やめてもいいと言われました。
でも、後期の授業料を払ったから、払った分は行くように言われました。
1年通ったらやめると思ったら、気楽になりました。
しっかりできあがったグループだったかれど、違うグループにうまく移動しました。
クラスの中心にいたグループに移ることができて、その友達が世話焼きだったので何も言わなくてもノートを貸してくれ、代返もしてくれてたり・・・!?
男子とも仲良かったので、男子からノートがまわってくることも・・・
そのとき聞いたのは、予習復習するからノートを貸せないと言っていた女子は男子には貸していた・・・
まわりまわって私のとこにもくるようになりました。
直接はかりられなかったけれど、男子を経由してまわってくるようになりました。
結局、4年でちゃんと卒業できました。
わがままだけど、世話を焼くのが好きな友人のおかげで・・・
新しいグループの女子も強烈でしたが・・・
休んだ時にレポートがでて、教えてくれたけど男子に聞いたら、それ書いちゃいけないって先生が言ってたやつって教えてくれたり。
こんな人たちが教師になってるからちょっとこわいですが、学校の先生ってこんな感じですね。
最初にいたグループの1人が4回生になっていじめられて大学に来なくなったので、私がそうなっていたかもなあって思ってしまいました。
ばかになったら楽になった!ということでもあります。
うまくやろうとか、へんなプライドも捨てて馬鹿になったらみんなが助けてくれた4年間でした。
私の場合、大学をやめると決めたとき、力が抜けて楽になったのだと思います。
スポーツがいちばんわかりやすい例だと思います。
うまくやろうとすると力が入ってしまってうまくいきません。
でも。捨て身の時ってうまくいきます。
力が抜けて、最大限の力を出すことができます。
高校野球を見ていても、もう勝てるとホッとした瞬間、相手チームの捨て身のバットで逆転されることってよくあります。
もう勝てると思ってホッとする一方で、これで決めるって力も入ってしまいます。
でも、相手チームが捨て身になると、力も抜けていい感じでホームランを打ったりしますね。
スポーツに限らず、どんなことも力を抜いている方がうまくいきます。
自分の力だけでなく、いろんなことを味方にいい方へ流れていきます。
開き直ることがうまくいくコツなんです。
私たちは「楽の修行」をしています。
力を抜けば抜くほど、うまくいくのがわかっているので楽の修行中です。
意外と難しいです。
私たちは、力いっぱいがんばってがんばって失敗してきました。
ここぞという時に力を発揮する人は、オンとオフの使い分けがうまい人だと思います。
たいていの人は、ずっと力いっぱいがんばっています。
自分だけじゃなく、まわりの人もそうさせてしまっています。
私たちは、自分たちがまず力を抜いて、楽を追及しています。
自分たちが楽になった分、まわりの人も楽にできるということがわかっているからです。