2023年1月15日
心身ともに健康な子はカウンセラーを嫌う傾向があります。
どうしてかわかりますか?
ある高校で男子高校生が保健室からのお知らせで、スクールカウンセラーの紹介が載っていました。
それを見て「俺、この人無理」と言っていました。
そりゃそうだよねって思いました。
話に行ったら余計に病んでしまうよね。
心身ともに健康だということです。
そのカウンセラー以下の人なら大丈夫だと思います。
自分よりも上の人をよくすることはできません。
わかりやすく精神状態を上、下であらわしていますが。
私もカウンセラーとまともに話すことができません。
頭が痛すぎて、近づくのも苦痛です。
健康な人は、よくわからないけれど、この人無理!となるのです。
カウンセラーだけでなく、教師でもそうですね。
ゴチャゴチャ考えすぎていて、それが人に不快を与えます。
この子は、このタイプって分類してあてはめていきます。
この子は、これだからこうしてって頭の中で考えていますね。
でも、人の心ってもっとシンプルで分類するものではありません。
考えて頭がゴチャゴチャなうえに、どんどん人からのマイナスをもらって、プライベートにも問題を抱えている人が多いです。
カウンセリングを受けた方が、状態が悪化している子や先生、保護者も多いですね。
よくHP作成会社の営業さんが、うちが手掛けたHPなんですって、カウンセリングのお店のHPをみせてくれたことがありました。
決まってお答えするのが、こんな頭が痛くて気分の悪くなるサイト見せないでくださいって話していました。
そのHPがどうというのではなく、そのカウンセラーがもっている「気」なんですが、たいてい頭が痛すぎて開くことなんてできません。
カウンセリングに限らず、読むことができないサイトも多いですね。
悩んでいたり、考えすぎていたり、うまくいっていないのがサイトを見るだけでも伝わってきます。
この先生の授業がダメっていう子は、けっこういます。
何がダメかというと「声」です。
何でダメなんだと思いますか?
声には、その人の状態が出ます。
ストレスいっぱいで、聞いているだけでイラっとしてしまいます。
頭が痛い、イラっとする!
だいたいそういう先生は「いい人」を演じていますね。
先生に限らず。「いい人」が被害者になることも多いですが、イラっとさせてしまっているんですね。
ある男子生徒が、「○○先生を殴りそう」と拳を抑えながらやってきたことがあります。
その気持ちはよくわかるので、怒りがおさまるまで話を聞いたことがあります。
生徒をどうにかしてもダメなので、それとなくその先生のストレスをおさえるように悩みや心配事を聞くようにしました。
半年ぐらいたって、その男子生徒が「だいぶんマシになってきた」と言ってくれました。
教育困難校にいたときも、特定の先生が生徒とトラブルになっていました。
自分が発している声が原因だとは思っていないと思いますが、そういう先生ほど声も大きく、生徒をさらにイラっとさせるんですよね。
発達障がいの子もそうです。
敏感に感じるから、イライラしてストレスいっぱいの先生だと座っていられないし、教室から出ていきたく成®んですよね。
楽興崩壊した小学校のクラスを担当していたことがありますが、結局は担任の先生のストレスがなくなれば、子どもたちも落ち着いていいクラスになりました。
問題の原因は子どもにあるのではなく、大人にあるのです。
大人が変われば子どもは変わります。
問題を抱える子どもは。年々増え続けています。
子どもだけでなく、保護者の問題も。
スクールカウンセラーを増やせば増やすほど、問題はどんどん増え続けています。
文科省は、予算をどんどん増やしています。
でも、どんどん悪化しています。
なぜでしょう?
目的が、スクールカウンセラーを配置し、予算を使うことです。
そして、そのスクールカウンセラーの仕事は、子どもの問題を分類し、精神科に送ることです。
よくなるどころか、ますます悪化していきますね。
私が支援員をしていたときに、なぜかスクールカウンセラーで手に負えなかった親子を担当していたのですが、ベテランカウンセラーに「あなたは余計なことしなくていいから、精神科に行くように説得したらいいのよ、私が発達障がいって診断したから、何も考えずにやるべきことをやればいいのよ」と言われました。
自分が説得できなかったのに?って思いながら、結局は、病院に行かず、不登校もなくなり、クラスや先生にもなじんで何の問題もなくなりました。
そして、その子に限らず、問題を解決していったら・・・カウンセラーの仕事がなくなり、予算があまってきたので市教委からは、対象生徒が減っていくと、来年度の予算がもらえなくなるから困ると言われました。
よくしたらダメなんだとびっくりしました。
発達障がいの子がどんどん増えていく理由もここにありました。
先生や保護者をどんどん追い込んで、ストレスいっぱいにして、ますます問題を抱える子どもを増やしているわけです。
教師も生徒も保護者も、どんどん精神科へ行くようになるんですね。
医療だけでなく、教育も、病院や製薬会社が儲かる仕組みになっているんだなと気付きました。
文科省の莫大な予算の理由は、これかと。
私は、発達障がいは、大人にとって不都合な子(思い通りにできない子)に障害者というレッテルを貼っているだけで、大人の都合でつくられたものだと思っています。
大人にとって、障がいだから仕方ないという言い訳にもなって便利です。
でも、どの子も実は障がいなんてありませんでした。
大人が変われば子どもは変わります。
祖父母が変われば、父母も変わり、そしてその子どもたちも変わります。
大きく変わる必要はないのです。
ちょっと変わるだけで、みんなが変わるのです。
カウンセラーが人をよくしたいと思うなら、やることは1つ。
自分を幸せにすることです。
自分が幸せでないのに、人を幸せにすることはできません。
幸せになる、つまり「楽」になることです。
私たちも、自己犠牲で難行苦行していた時期がありました。
結局は、自分を楽に、幸せにすることからだと気付いて実行してきました。
不安、恐怖、心配事を吐きだして、自分を楽にすること。
自分よりも人を楽にすることはできません。
私たちは、自分を「楽」にすることだけをやっています。
カウンセラーだけではありません。
子どもや孫を幸せにしたければ、まず自分が幸せになることです。
人と比べずに、自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?
コロナ禍で、ますます自分がどうしたいのか?を考えるときになったのではないでしょうか?