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2023年3月13日

2023年 倒産する会社が増える!?

 

 

 

 

2023年に倒産が増える理由は?

 

 

 2023年になって、倒産する会社や閉店するお店が急増しています。

 

 今日(2023年3月13日)から、マスク着用は個人の判断でということになります。

 

 厚労省は「これまでは屋外では原則不要、屋内では原則着用としてきましたが、令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本となります。」と発表しています。

 

 ちなみに、この中途半端な2023年3月13日からというのは、厚労省は岸田総理が決めたからと言っているそうです。

 

 そして、新型コロナウィルスが、2023年5月8日から「2類相当」から「5類」に移行します。

 

 コロナワクチンの治験が終わり、コロナ禍が終了ということになります。

 

 ちゃんと調べた人は知っていますが、コロナワクチンは治験だったのです。

 

 コロナ禍も終わり、通常の生活が戻るわけですが、経済はコロナ前に戻るかというと、厳しいようです。

 

 コロナ禍になって3年、コロナ助成金や補助金で、収入があったものがなくなってしまいます。

 

 飲食店なども、政府のいうとおりに感染対策、時短営業をしていれば、かなりのお金がもらえていました。

 

 それがなくなってしまいます。

 

 さらに、2020年にはじまったコロナゼロゼロ融資

 

 

 ゼロゼロ融資とは、新型コロナウイルス感染症の拡大で売上が減った企業を支援するための融資です。

 金融機関に支払う利子は公的機関が3年間負担し、返済できない場合も信用保証協会が肩代わりする、実質無利子(利子ゼロ)・無担保(担保ゼロ)だったことから「ゼロゼロ融資」と呼ばれました。

 

 ゼロゼロ融資の据え置き期間は5年以内ですが、3年以内で設定した中小企業が多いようです。

 ゼロゼロ融資の返済は既に開始している企業も多いですが、仮に据え置き期間を3年で設定していると、ピーク時に融資を受けた企業の返済が始まる2023年夏ごろから、返済が本格化してくる可能性があります。

 

 2023年になって、倒産件数が急増しています。

 

 倒産の理由をみていると、補助金がもらえなくなり、ゼロゼロ融資の返済がはじまって、というものが多いです。

 

 コロナ禍なのに、倒産件数が多くなかったのは、補助金や助成金、ゼロゼロ融資があったからです。

 

 そして、コロナ禍の倒産で変わったというのは、「民事再生法」ではなく、「破産」が増えています。

 

 リセットして、もう一度やり直す「民事再生法」ではなく破産する会社が多いのです。

 

 倒産する前に、廃業する会社も多いです。

 

 そして、そんな経営状況を最悪のものにしているのが、円安、物価高、燃料費の高騰です。

 

 食品スーパーの閉店や倒産が多いのは、燃料費の高騰と食品の値上げだと言われています。

 

 これから、ゼロゼロ融資を受けた企業の返済開始が本格的に始まります。

 

 ますます倒産する企業が増えていくでしょう。

 

 

 

 

 

シリコンバレー銀行の倒産

 

 

 

 さらに、追い打ちをかけるように・・・

 

 アメリカの「シリコンバレー銀行」が、2023年3月10日付で経営破綻しました。

 

 史上2番目の規模の経営破綻だそうです。

 

 日本では、あまり話題になっていませんが、リーマンショックのようになるのでは?と言う人もいますね。

 

 リーマンショックのときもそうでしたが、日本では話題にもなっていませんでした。

当時のお客さんで、ある会社の会長と社長がいました。

 

取引先に言われて工場を建てるというので、アメリカでリーマンショックが起こっているからやめた方がいいと言っていたのですが、借金できるときにしたほうがいいと、工場を建設されました。

 

 工場が完成したころ、リーマンショックの影響が日本でも出始め、仕事が減ったそうです。

 

 朝ドラの「舞いあがれ」と同じような状況でした。

 

 

 1983年に設立された「シリコンバレーバンク」はカリフォルニア州と東部マサチューセッツ州に17の店舗を展開し、IT関連のスタートアップ企業への積極的な融資で知られていました。

 

 FDICによると、総資産は2022年末の時点でおよそ2090億ドル(およそ28兆円)あったそうです。

 

 預金高は、2022年3月の預金高は2020年3月の3.2倍に急増していたそうです。

 

 アメリカの銀行の破綻では2008年に起きた貯蓄金融機関、ワシントン・ミューチュアルの破綻に次ぐ2番目の規模になるということです。

 

 2022年末に、28兆円あった銀行がなぜいきなり破綻してしまったのか?

 

 預金は国債などの債券で運用されていました。

 

 しかし、FRBは2022年3月以降、インフレを抑え込むため利上げに踏み切りました。

 

 政策金利が引き上げられるとその影響で債券市場で取り引きされている国債などの債券の金利も上昇しますが、債券の価格は金利が上がれば下落する関係にあるため2022年から債券の価格は下落傾向が続いていました。

 

 アメリカのメディアは、利上げによって価格が下落した債券の売却で損失が出て経営が悪化し、顧客からの預金の引き出しが相次いだことなどが原因だと報じています。

 

 

 アメリカで起こったことですが、対岸の火事で終わるのでしょうか?

 

 世界で、WBCに熱狂している間にいろいろなことが起こっています。

 

 スポーツの世界的な大会があるときは要注意とも言われています。

 その裏で、大変なことが静かに起こっているとも・・・

 

 日本のメディアが報道しないということは、大惨事になりそうですね。

 

 日本の銀行にほとんど金利のない状態で預けていますが、何が起こるかわかりませんね。

 

 

 

 

 

 

2023年以降・・・!?

 

 

 

 コロナ禍も終わって、明るい未来を想像している人も多いかもしれません。

 

 でも、明るい要素は何もなく、それどころか今までに経験したことがないようなことが起こるかもしれません。

 

 会社の倒産情報なんて気にしてる人はいないかもしれませんが、倒産や閉店情報を見ていると、ニュースにもならないけれど、失職している人もかなりいると思われます。

 

 そして、どんどん「人」から「AI」に変わっています。

 

 食品スーパーや飲食店もどんどん人がいらなくなってきていますね。

 

 学生のアルバイト先もなくなっていきますね。

 

 テレビや新聞の情報だけ見ていたら、気付いた時には大変なことになっています。

 

 コロナワクチンと同じで、次から次へと・・・