2019年3月14日
はじめましてなちゅらるばらんすです。
ブログ訪問ありがとうございます。
教員間のいじめ問題があると思いますか?
そんなのないと思っているかもしれません。
意外と多いんです。
だから、子どものいじめ問題も多いんです。
教員どうしのいじめ問題がなくなれば、子どものいじめ問題なんてなくなると思います。
人との付き合いが苦手な教員って、多いんですよね。
ますます深刻化していると思います。
大学卒業してすぐに市立中学校の臨時講師をしました。
初日の職員会議で見た光景は、信じられないものでした。
すべての議題で、教員どうしのけんかが始まります。
1年間ずっと続きました。
その子どものけんかみたいな議論は男性教員によるものです。
でも、しばらくして知った真実は、恐ろしいものでした。
40代の女性教員が、女帝と言われていました。
職員会議で、いつも言いあいをしていた男性教員は、女帝と不倫関係にある先生でした。
美人教員が転任してきてすぐに受けたいじめ。
その先生は気付いていなかったのですが、転任者の名前のところに「死ね」と書かれていたそうです。
自分がそのとき気付かなかったからやってこれたけど、ショックで立ち直れないと話されていました。
前任校の先生から、聞いて知ったそうです。
私も知りませんでしたが、まわりの先生が「知らなかったん?」と言っていました。
それを知ってから、自分は苦手だけどここでやっていかないといけないからと、ゴマすりをしていました。
あなたも気をつけなさいといわれましたが、1年限りというのもあってふつうにしていたら、かわいがってもらえました。
女帝を中心に派閥があり、会議のバトルとなっていました。
いろんな学校をまわっていると、意外と女帝がいるんだなあと思います。
私は、学生の時から、女子と関わるより、男子の友達といる方が楽だったので、教員になっても女性教員とあまり関わりませんでした。
もしかすると、いじめられていることもあったかのかもしれません。
でも、私にとっては面倒なつきあいをしなくてもよかったので都合がよかったです。
生徒もそうですが、教員のいじめも、やっている方とやられている方の受け取り方の違いもあります。
最近は、教員対生徒の場合も多いです。
やられている方は、いじめられていると思っているけれど、やっている方はそうでもないことが多いです。
これから、ますます増えてくると思います。
仕事で満足を得ている教員ってどれぐらいいるのでしょうか?
この仕事が好きで、楽しくてと思っている教員がどれくらいいるのでしょうか?
ある校長先生に言われたことがあります。
私たち世代は、教員になれない世代でした。
毎年、採用された新規採用教員は、5月病になったり、使えないっていうのです。
講師をしている先生は即戦力になるのに、使える人を採用してほしいって言われました。
講師というあいまいな立場だからがんばるのかもしれません。
講師でも教員をやりたい、楽しいって思えるから、即戦力と言ってもらえるのかもしれません。
最近は、講師経験があれば、1次試験免除等もあるので、改善されてきています。
倍率も下がって、教員の質も落ちてきているともいわれています。
まわりの先生を見ていると、「〇〇せねばならない」で行動しています。
また授業に行かねばならない、面倒だ、嫌だ・・・こんなふうに思っていたら、受ける生徒も楽しくないです。
仕事が楽しくない、プライベートも楽しくない、満足感のない状態で、不満が態度にもでてしまいます。
学生時代の過去の栄光だけで生きている先生も多いです。
学歴を自慢している先生。
たしかに、学生時代のがんばりはすごかったのかもしれません。
でも、そこから何十年も、何の成長もなく生きているのです。
過去の栄光で生きていると、新しいことに挑戦したり、自分を変えることができないのです。
失敗経験もなく、ただ失敗を恐れて、守りの人生。
いい子だった人が多いのです。
自己肯定感がなく、自己否定心ばかりになってくると、まわりに冷たくしたり、いじわるをしてしまったりします。
そして、そんな自分がますます嫌いになってしまいます。
ますます、いやがらせ、いじわるがエスカレートしていきます。
いじわるする先生、いじめをする先生は、満足感が得られなかったり、不幸な先生というと、
その人が不幸だから、私がいじめられるって理不尽だ!
たしかに、その通りだと思います。
ずっと、今日はこんなことされたってメールをしてくる先生もいます。
私も、この先生、いじわるだなあと思う先生もいました。
同じように思っていたこともあります。
でも、見方をちょっと変えてみました。
その先生のことを知ろうと思ったのです。
すると、3人のお子さんがいるけど、旦那さんは、ずっと中国で単身赴任中だということがわかりました。
いじわるをしたくてしているのではないのかもしれない、心に余裕がないのかもしれないなと、自分の思いを変えてみたら、気にならなくなりました。
子どもの問題を抱えていたり、親の介護など、いろんな問題を抱えている人も多いです。
いい人であろうとすればするほど、いじわるな人になっていることもあります。
いじわるをしているつもりもないけれど、人からはいじめっ子のように思われていることもあります。
やられる方からすると、理不尽です。
でも、人を変えることはできません。
自分にできることは、自分を変えること。
自分の人生は自分が主役です。
人の行動やことばに左右されず、自分がこうしようと思うだけで、状況は変わります。
もしかすると、自分も相手に不快感を与えているかもしれません。
自分発信に変えてみると、人生は変わります。
自分のイライラが、相手をイライラさせていることもあります。
がんばりすぎない、やりたくないことを無理にやるのをやめてみるだけでも、まわりを楽にすることができます。
人を変えようと思っているから、それが悪くでるのかもしれません。
人を変えるなんて、傲慢でしかないと思います。
できることは、自分を変えてみることだけです。
私も経験があります。
いじわるされていると思っていたら、自分がいじわるをしていると言われたことが。
アルバイトの私が、すぐに部門責任者になったことがありました。
異例の人事でもあったので、認められたいというのもあり、がんばりました。
でも、がんばればがんばるほど空回りで、うまくいかないようにいじわるをされて・・・
すると、生徒から、「他の先生にいじわるをして最低」みたいなことを言われました。
いちばん手をかけていた生徒に言われた一言で、私の精神は崩壊してしまいました。
こんなにがんばっているのに、何で理解されないんだろう?
いじわるされているのは私なのに・・・
ちょうど社員さんが2人、入ってきたので、責任者になってもらって辞めました。
いじめているつもりがなくても、言われても仕方ないかなあと思うこともあり。
心も体もバランスを崩していたので、そこで辞めるきっかけをくれた生徒に感謝するようになりました。
人生をリセットできたので。
離れて、冷静になると、妬みや僻み、足のひっぱりあいばかりで、辞めてよかったなあと思いました。
トラウマのように、「私はいじわるだ!」って、自己否定心がでてくるとなっていました。
そんなとき、パートナーに「いじわるで悪い奴って思っているのは誰?」と言われて、自分だと気付きました。
いじわるしたくなる気持ちを知れたから、いじわるな自分も含めて自分なんだからいいんじゃないの?と言われて、受け入れることができました。
自分に余裕がなくなったりすると、いじわるしたくなる自分もいたりして。
今では、生徒や専務をまきこんでいじわるしてきた先生にも、あのとき、暴走する私をとめてくれてありがとう、人生をリセットできてよかったですって思っています。
仕事を辞めるっていう選択肢が悪いわけではないと思います。
あのまま続けていたら、いまごろは、私はいないかもしれないなあって思います。