2019年4月1日
はじめましてなちゅらるばらんすです。
ブログ訪問ありがとうございます。
私が教師になったきっかけは、教育実習でした。
先日、教育実習生の話がでました。
教育実習は、地元の学校でというのが普通です。
私もそうだと思っていたのですが、大学の指定したところでしか受けられなかったので知らない土地で実習をしました。
大学のある岐阜県でした。
卒業後、地元の滋賀県で教員になったのですが、あまりの違いに驚いたものです。
さすがに教育実習は、家から通えないので、教育実習を理由にようやく実家から出ることができました。
アパートから、実習校まで遠かったので、車も買ってもらえて、いろんな意味で自由になったきっかけです。
当時、実習中は日付が変わっても帰れず、数時間、仮眠をとるぐらいに帰っていました。
学校に泊めてほしいとお願いしたぐらいです。
まわりの先生方も同じだったので、どれだけハードな生活をされているのかがわかります。
岐阜で教員をしている友人の話を聞いても、日付が変わってからしか帰らないという話を聞きます。
滋賀に戻ってきて、感じたことは、定時を過ぎるとほとんど帰ってしまうということに驚きました。
1年目に働いた中学校で、残って仕事をしていて、ふと顔をあげたら職員室でポツンと誰もいない!と驚いたことも多かったです。
教育実習生と話していても、それだけ?と思うことばかりで、定時で帰るの?と驚いたものです。
遅くまで残るからいいというものではありませんが。
私の場合、教育実習では、自分が授業をしない時間はすべて授業を参観してレポートを書いていました。
させてもらった授業も、1週目から多かったです。
17時を過ぎると、教頭先生が、学校の校務分掌などの仕事を細かく教えてくださいました。
4人で実習を受けていましたが、講義を受ける感じでちゃんと教えてくださいました。
それから、授業案を作成して、ちゃんと見てもらってました。
毎日、たくさん授業をさせてもらっていたので、授業案もたくさん書きました。
教頭先生が、岐阜県の数学部会の中でもスゴイ先生だったそうで、授業についても教えていただきました。
担当の先生が、「あんなスゴイ先生に教えてもらえてラッキーだ」と言ってました。
私が、ダメだしされることは、その担当の先生の授業の仕方なので、ちょっと悪いなあと思ったものです。
厳しくてつらい実習だったかというと、楽しかったです。
新設の市立中学校だったからか、若い先生ばかりで、夜中まで和気あいあいと指導していただきました。
私の指導してくださった先生は、結婚されていたので、早めには帰られていましたが、ほかの先生が、最後まで見てくださってたりしました。
まだ、土曜日も授業があった時代なので、休む暇もなく体力的にはきつかったと思うのですが、楽しい3週間でした。
部活指導もありました。
実習生が少人数だったからよかったのだと思います。
新設校で、しかも4人だけで受けたので良かったのかもしれません。
岐阜市内だと、1校の教育実習生の数がかなり多かったと聞きます。
卒業生+岐阜大生+うちの大学で、人数が多かったそうです。
設備面でも、岐阜県と滋賀県は違いがありました。
岐阜県は、食堂があって、給食は全校生徒が一緒に食べたり、図書室に司書がいたり、大きく違いました。
あれから、25年以上たちますが、いまだに変わらずですよね。
教育実習で、仕事の楽しさを教えてもらえたので、ずっと楽しく教員をできたのかもしれないなあと思います。
女性4人だったから、大事にしてもらえたのかもしれませんが・・・
途中で、1人、事故を起こしてやめさせらかけたり、いろいろありましたが、面識のない4人で協力して最後まで乗り切れたのも大きかったですね。
実習1週目で、親睦会を開いてくださったり、緊張せず楽しめるようにしてくださっていたなあと思い出します。
担当クラスの生徒もよかったです!
教育実習がなければ、教員になることもなかったのかもしれません。
教育実習生がくるという話から、そんなことを思い出しました。
いろんな人のおかげで、今の自分があるなあと、最近よく思います。